伝導、輻射、対流
小学校か、中学校の理科の時間に勉強しましたよね。
三つの熱の伝わり方です。
鉄の棒の片側を焚火にさすと、某の逆側もどんどん熱くなってきます。
これが伝導
その焚火に手をかざすと暖かい。
これは輻射
焚火の上にナベを架けて水をいれる。
暖まった水が上昇し、ナベの縁で冷やされて
ナベ底に沈んでい行く。
これが、対流
それぞれ、特徴があるのです。
まず、対流。
これは、温度変化するものが、流体の時のみ起こる現象。
しかも、流体の温度が変った時に体積が変らないと、起きません。
つまり、軽くなったり重くなったりで動くので、
重力の無い宇宙空間でも起きません。
次に、輻射。
輻射は、物から物に熱が飛び移ることで、
真空でも、宇宙空間でも起きています。
お日様のぽかぽかが地表に届くのも、この現象。
伝導は、基本的には個体の中を熱が伝わっていく感じ、
液体や気体でも、動かなくすることができれば、
物の温度が写ろていきます。
世の中的には、
伝導の速度を遅くすることを、断熱。
輻射の量を減らすことと遮熱と言っていることが多いです。