空気の温度によって、その中に溶け込める水蒸気の量が替わります。
この時、溶け込める水蒸気の最大量が、飽和水蒸気量
分かったようなわからないような!!?
空気の中に、目に見えないコップがあって、その中に水が貯まると考えてみる
そのコップの大きさは、温度で変わり、温度が上がると大きくなる。
そして、温度が下がると小さくなる。
コップの大きさは
30℃で30.4
20℃だと17.3
そして10℃になると9.4まで小さくなる
このコップの大きさの事を、飽和水蒸気量という
大切なのは、飽和水蒸気量は温度によって変わるという事。
湿度というのは、その温度の飽和水蒸気量に対して、
どの程度の水蒸気が溶け込んでいるかを百分率(%)で表している。
つまり、20℃の空気に17.3gの水蒸気が溶け込んでいれば、湿度は100%
水蒸気の量はそのままで、温度が30℃になると、湿度は57%に下がります。
空気中に存在する水蒸気の量は変わらないのに、湿度は下がるのです。
では、温度が10℃に下がると・・・
コップは9.4まで小さくなるので、17.3-9.4で7.9の水蒸気はコップから溢れてしまいます。
これが結露!
飽和水蒸気量よりも多い分は目に見えるようになるのです。